本県の「2次医療圏」見直しへ 患者減少や流出で8医療圏維持困難
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一般的な入院治療を完結できる圏域として設定される2次医療圏について、秋田県医療審議会が現行の8医療圏を減らす方向で議論している。県の次期医療計画(2024~29年度)策定に向け、今年の5~6月に方針をまとめる見通し。患者数が減少する中、医療圏によっては医療提供体制の維持が難しくなっているとして、一部を統合し広域化することを検討している。
2次医療圏は、休日夜間も対応可能な救急医療や、がん、脳卒中といった一般的な入院治療などを提供する地域的な単位で、医療法に基づき県が設定する。国は、人口減少や患者の他圏域への流出などが過度に進んでいる医療圏には見直しを求めており、全国では統合するケースも出ている。
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