白岩小と角館小、統合を 仙北市、住民らが市などに要望書

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田口市長に要望書を手渡す草彅会長(右)
田口市長に要望書を手渡す草彅会長(右)

 秋田県仙北市角館町白岩の白岩小学校PTAや白岩小百合保育園父母の会、地区住民らは23日、白岩小と角館小の統合に向けて2023年度から準備を進めるよう求める要望書を市や市教育委員会などに提出した。市教委は統合の計画策定など具体的な準備に入る。

 市教委によると、白岩小の児童数は51人。2、3年生が複式学級となっている。4月の入学は4人で全校は42人に減少。出生数を基にした試算で28年度には全校で29人となり、全学年が複式学級になる見通しだ。

 昨年10月から白岩小PTAが中心となり、小学校と保育園の保護者で学校統合に関する意見交換会を開催。先生の目が行き届きやすい現在の学習環境を望む声がある一方、「少子化のスピードは想像以上で統合は避けられない」「できるだけ早く統合すべきだ」といった意見が上がった。

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