2月の全国物価3・1%上昇 電気代軽減策で伸び鈍化

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全国消費者物価指数の動き
全国消費者物価指数の動き

 総務省が24日発表した2月の全国消費者物価指数は前年同月比3・1%上昇の103・6となり、13カ月ぶりに伸びが縮小した。政府の電気・都市ガス料金の負担軽減策による押し下げ効果で前月の4・2%上昇から大きく下がった。ただ生鮮食品とエネルギーを除く指数は3・5%上昇となり、引き続き高い水準だった。

 資源高や輸入価格高騰を受けた価格転嫁が進み、食料品などの値上げが続いており、家計の重荷となっている。

 エネルギーは0・7%低下し、前月の14・6%上昇から大きく下がった。このうち電気代は5・5%低下。都市ガス代は16・6%上昇で、前月の35・2%上昇から伸びが鈍化した。

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