東芝株、大幅高 国内連合のTOBで
24日午前の東京株式市場で、日本産業パートナーズ(JIP)を中心とした国内連合が株式公開買い付け(TOB)の開始を目指すことが前日明らかになった東芝株に買い注文が集中した。一時、前日終値比270円(約6・4%)上昇し、4483円を付けた。
TOB価格は前日終値より407円(約9・7%)高い1株当たり4620円となる方向で、少しでも早く割安で買おうとする動きにつながった。
買収が実現すれば東芝は上場廃止となるが、海外投資家ら「物言う株主」がTOBに応じるかどうかが今後の焦点となる。
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