処理水放出、中ロ懸念は「誤認」 経産相が反論

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西村康稔経済産業相
西村康稔経済産業相

 西村康稔経済産業相は24日の閣議後記者会見で、ロシアのプーチン大統領と中国の習近平国家主席が、東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出に、共同声明で「深刻な懸念」を表明したことに対して「『放射能汚染水』という言い方をしており事実誤認がある。粘り強く丁寧に科学的根拠に基づいた情報発信を続けていく」と述べた。IAEAによる検証を受けており、中ロの専門家も参加していると指摘した。

 今年前半にIAEAが検証結果の包括報告書を出す予定だとし、「処理水が放出される際に、国際基準に完全に適合した形で実施され、いかなる害も与えないと確信できる」とのグロッシ事務局長の見解も紹介した。

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