米国の州兵、台湾軍に訓練 国防長官、対中「重要」と強調

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23日、米下院の公聴会で証言するオースティン国防長官=ワシントン(ゲッティ=共同)
23日、米下院の公聴会で証言するオースティン国防長官=ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】オースティン米国防長官は23日、下院の公聴会で証言し、米国の州政府に所属する州兵が台湾で台湾軍の訓練に当たっていると説明した。軍事圧力を強める中国を念頭に「台湾のパートナーと協力して多くの分野で技能を向上させている」と述べ、州兵が重要な役割を果たすと強調した。

 台湾での台湾軍の訓練には米軍特殊部隊や海兵隊が派遣されてきた。米メディアは2月下旬、派遣する人員を昨年の約30人から100~200人に増やす計画だと伝えていた。州兵は平時に各州知事の指揮で治安維持などに当たる一方、予備役部隊として連邦軍を補完し、外国に派遣されることもある。

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