東証、午前終値は2万7348円 円高進行が重荷で続落

 24日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は続落した。米連邦準備制度理事会(FRB)が年内の利上げを早期に停止するとの見方から米長期金利が低下したことを受け、外国為替市場で円高ドル安が進行したことが重荷となり、自動車など輸出関連銘柄を中心に売りが出た。前日終値からの下げ幅は一時100円を超えた。

 午前終値は前日終値比70円89銭安の2万7348円72銭。東証株価指数(TOPIX)は3・51ポイント安の1953・81。

 長期金利の低下により銀行株も売られた。ただ前日の米国株式市場でハイテク株主体のナスダック総合指数が上昇した流れを引き継ぎ、下げ幅は限定的だった。

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