SL銀河、最後の定期運行 復興シンボル、6月終了

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多くの人に見送られながら、黒煙を噴き上げて出発する観光列車「SL銀河」=25日午前、岩手県・JR花巻駅
多くの人に見送られながら、黒煙を噴き上げて出発する観光列車「SL銀河」=25日午前、岩手県・JR花巻駅

 東日本大震災からの復興の象徴として親しまれ、6月に運行を終える観光列車「SL銀河」が25日、最後の定期運行を始めた。期間中、JR釜石線花巻(岩手県花巻市)―釜石(同県釜石市)間の90・2キロを走行する。

 JR東日本盛岡支社によると、東北への誘客で観光面から沿線の復興を支えようと、廃車となった蒸気機関車C58形を復元。2014年4月の運行開始以来、約7万人が利用した。客車の老朽化に伴い、今年6月4日で定期運行を終了する。

 レトロな内装や一部車両に搭載されたプラネタリウムが特徴。

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