朝ドラ契機に魅力発信、高知 観光博覧会始まる
高知県出身の植物学者・牧野富太郎博士を主人公のモデルとしたNHKの連続テレビ小説「らんまん」が4月から始まるのを前に、同県で25日、高知の魅力を発信する観光博覧会が開幕した。浜田省司知事はオープニングセレモニーで「博士の愛した高知の草花を各地で楽しんでもらい、それをきっかけに食や歴史、文化も満喫してもらいたい」とあいさつした。
高知市の県立牧野植物園で開かれたセレモニーでは、俳優の松坂慶子さんや中村里帆さんが登壇し、浜田知事らとくす玉を割った。主人公の祖母役の松坂さんは高知について「人が温かくて大好き」と話し、「博士の生い立ちや、植物も丁寧に描かれている」と見どころを説明した。
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