首相、ロシア侵攻阻止へ決意 防衛大学校卒業式で訓示
岸田文雄首相は26日午前、防衛大学校(神奈川県横須賀市)の卒業式で訓示し、ロシアのウクライナ侵攻を早期に阻止する必要性を強調した。自らのウクライナの首都キーウ(キエフ)訪問に触れ「ロシアによる侵略を一刻も早く止めなければならない決意を新たにした」と述べた。5月の先進7カ国首脳会議(G7広島サミット)議長としてG7の結束を主導し国際秩序の維持に意欲を示した。
訓示では、G7議長国として、ウクライナ支援や対ロシア制裁を継続する考えを表明。「G7の結束を主導し、法の支配に基づく国際秩序を守り抜く決意を示したい」とした。浜田靖一防衛相も訓示し、卒業生らを激励した。
お気に入りに登録