ハリス米副大統領、アフリカ訪問 対中国、関与拡大図る

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ハリス米副大統領(ロイター=共同)
ハリス米副大統領(ロイター=共同)

 【ワシントン共同】ハリス米副大統領は25日、ガーナ、タンザニア、ザンビアのアフリカ3カ国歴訪のため米国を出発した。26日から4月1日までの滞在中、各国首脳と会談し、インフラ投資を通じて影響力を強める中国への懸念を伝え、米国の関与拡大を図る。ロシアによるウクライナ侵攻への対応や食料安全保障についても協議する。

 ハリス氏は滞在国で、昨年12月の米アフリカ首脳会議で合意した支援の進捗状況などを確認する。中国の過剰融資で発展途上国が返済に行き詰まり、結果的に中国の支配が強まるとされる「債務のわな」を念頭に、透明で公正な開発金融の重要性を訴えるとみられる。

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