挺身隊訴訟で資産押収を申請 韓国、三菱重工の特許権

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三菱重工業のロゴマーク
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 【ソウル共同】元朝鮮女子勤労挺身隊員らが三菱重工業を相手取った訴訟で、一、二審で勝訴したものの確定判決が出ていない元隊員ら4人が26日までに、新たに三菱重工の特許権の差し押さえを中部の大田地裁に申請した。特許権計4件で合計約6億8千万ウォン(約6800万円)相当。原告支援団体が発表した。

 団体によると2017、18年の一、二審判決で、資産差し押さえの仮執行が認められていた。団体は、日本企業の賠償支払いを韓国の財団が肩代わりする方策が今月発表されたため「政治的妥結が進んでおり、これ以上手続きを待っていられない」と説明した。

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