千葉・久留里線「守る会」が発足 JR東に存続要望へ

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JR久留里線=26日午後、千葉県君津市の久留里駅
JR久留里線=26日午後、千葉県君津市の久留里駅

 利用者減少による赤字が続き、不採算路線となっているJR久留里線の存続を求め、沿線住民が26日、「久留里線と地域を守る会」の結成総会を千葉県君津市内で開いた。JR東日本は県などに協議の場設置を申し入れており、今後、存廃が議論されるとみられている。守る会は、JRや沿線自治体に存続を求めて要望活動をしていく方針。

 会の代表に就任した三浦久吉さん(83)は、メンバーが1月から廃線に反対する署名活動を行い、約5千筆を集めたと強調。

 久留里線の上総亀山―久留里間(9・6キロ)を巡っては、JRが3月9日、千葉県と君津市に協議の場設置を求めた。バス路線など代替交通への転換を検討するとみられる。

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