被災地の東北ユースオケが演奏会 鎮魂の思い込めた曲を熱演

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東北ユースオーケストラの演奏会で詩を朗読する吉永小百合さん=26日午後、東京都新宿区
東北ユースオーケストラの演奏会で詩を朗読する吉永小百合さん=26日午後、東京都新宿区

 東日本大震災を経験した若者らの東北ユースオーケストラ(TYO)が26日、東京オペラシティコンサートホールで演奏会を開いた。音楽監督の坂本龍一さんが鎮魂の祈りを込め、TYOのために作った曲「いま時間が傾いて」を団員86人が熱演した。

 TYOは定期的に演奏会を開催。今回は柳沢寿男さんの指揮でマーラーの交響曲第5番にも挑んだ。勇壮な響きが会場を包んで演奏を終えると客席から「ブラボー」と称賛の声が相次いだ。

 がん闘病中の坂本さんは出演せずオンライン中継で見守り、終了後に「素晴らしかった!!よかったです。みんなありがとう」とメッセージを送った。

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