農業、産出額向上へ課題山積 現場から支援求める声、県議選で丁寧な議論を

連載:2023県議選 争点に迫る
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 今月半ば、秋田県三種町鵜川の農業法人「こっこちゃんファーム」の作業場では、従業員が収穫したネギの出荷準備に追われていた。土を払い、カットしたネギを数本ずつ結束テープでまとめ、てきぱきと箱に入れていく。

出荷のため、専用の機械を使ってネギをカットするこっこちゃんファームの従業員

 ファームは2020年、農家4人が共同で立ち上げた。八峰町の2法人と連携し、「ネットワーク型」の園芸メガ団地を形成している。

 高齢化で耕作者がいなくなる農地を集積し、ネギの作付面積を当初の2・5ヘクタールから6ヘクタールに、水稲は15ヘクタールから20ヘクタールに増やしてきた。法人単体での販売額3千万円以上を目指し、3者が協力して規模拡大を進める。

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