悲しみの向こう側にある何か…藤田俊太郎さん演出「ラビット・ホール」 ミルハスで4月28日

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「ラビット・ホール」で主演を務める宮沢エマ(左)と演出の藤田俊太郎
「ラビット・ホール」で主演を務める宮沢エマ(左)と演出の藤田俊太郎

 秋田市出身の演出家・藤田俊太郎が手がける舞台「ラビット・ホール」が来月28日、同市のあきた芸術劇場ミルハス中ホールで上演される。藤田と主演の宮沢エマによるオンライン取材会が行われ、藤田は「他者の人生を思いやる優しさにあふれた作品。ぜひ見てほしい」、宮沢は「悲しみや喜びを観客と共有したい」と抱負を語った。

 「ラビット・ホール」は2007年に米ピュリツァー賞を受賞した戯曲。一人息子を事故で亡くしたベッカとハウイーの夫婦が悲しみの底から再生する道のりを、家族間の日常会話を通して繊細に描く。10年にはニコール・キッドマンの製作・主演により映画化された。

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