ロシア核配備宣言は「情報戦」　士気減退狙う、米分析

　【キーウ共同】米シンクタンク、戦争研究所は２５日、ロシアのプーチン大統領がベラルーシへの戦術核兵器を配備する方針を表明したのは、ウクライナの士気や欧米の支援を衰えさせる「情報戦」の一環だとする分析を発表した。ロシアが核兵器を使用する可能性は極めて低いと指摘した。

　プーチン氏は２５日に放映されたテレビインタビューで、英国がウクライナに供与する劣化ウラン弾の危険性を主張するなどし、核配備を宣言。戦争研究所は、劣化ウラン弾にはプーチン氏が指摘するような害はないとし、主張は「事実に反する」と指摘した。