警視庁にEV貸し出し協定 トヨタ側、大規模災害時
警視庁は27日、大規模災害時にトヨタ自動車の販売会社「トヨタモビリティ東京」からハイブリッドカーや電気自動車(EV)を貸し出してもらう協定を結んだ。信号機の維持や災害救助活動の電源などに使う。また、同社から周辺の被災状況を連絡してもらい、効果的な災害対応にもつなげる。
警視庁と同社によると、都内にある200以上の全店舗から最大約750台の試乗車を貸し出す。コンクリートを砕く削岩機の電源にもなる。ハイブリッドカーの場合、1台で信号機を数日間維持できる。
港区にある同社の本社で開かれた協定締結式で、警視庁の池田克史副総監は「非常に心強く感じている」と謝意を示した。
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