映像110番、4月から本格運用 試行5カ月で2000件超受信

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110番映像通報システムのイメージ
110番映像通報システムのイメージ

 警察庁は27日、交通事故などの現場で110番通報者にスマートフォンで撮影した映像や画像を送ってもらう新システムを、4月1日から全ての都道府県警で本格運用すると発表した。昨年10月から全国で試行し、利便性を改善。今年2月までに受け取ったケースは2293件だった。

 新システムでは、通報者がスマホやタブレット端末で専用サイトに接続し、映像や画像を送る。接続した際、試行では各警察の通信指令室の担当者は通報者に4桁のアクセスコードを伝えて入力してもらったが、スムーズに手続きを進めるため本格運用では省略する。

 警察庁によると、通報時にリアルタイムで撮影した映像は262件だった。

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