ボクシング村田、28日引退会見 五輪、プロでミドル級の頂点
日本人で初めてボクシングの五輪、プロの両方で頂点に立った村田諒太(37)=帝拳=が28日に引退記者会見を開くと27日、所属ジムが発表した。村田は2月、ゲンナジー・ゴロフキン(カザフスタン)に敗れた昨年4月のミドル級世界戦について「最後と思っている」と事実上の引退を表明していた。
奈良県出身の村田は2011年世界選手権で銀メダル、12年ロンドン五輪で同競技の日本人48年ぶり2人目となる金メダルを獲得した。13年8月にプロデビューし、17年10月に世界ボクシング協会(WBA)王座を奪取。1度王座を失ったが返り咲き、ゴロフキンとの世界2団体王座統一戦では9回TKOで敗れた。
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