八橋油田・地下水処理の実証「全目標達成」 今月末で終了へ
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資源開発大手INPEX(インペックス、東京)が秋田市の八橋油田で2017年から行っている随伴水処理の実証事業が、今月末で終了する見込みとなった。随伴水に含まれる不純物の処理にセラミック膜を用いることで、一般的な方法より安価で高性能な処理技術を確立する目的。INPEXは「全ての実証目標を達成し、安定的な処理性能を確認できた」としている。
随伴水は油田で原油とともに副産物としてくみ上げられる地下水。独立行政法人エネルギー・金属鉱物資源機構(JOGMEC、東京)によると、油田の老朽化に伴って随伴水の量も増加する傾向にあり、世界で1日当たり4800万立方メートルが生産されている。
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