
2023年の秋田県公立高校入試では、新たに導入された特色選抜の受験者・合格者が前身の前期選抜より大きく減り、定員割れの学校学科も拡大しました。新制度で初めて実施された入試をデータを基に検証する記事の<下>では、学校学科別の受験倍率などを詳報します。(デジタル編集部・斉藤賢太郎、社会部・川村巴)
新制度では特色選抜と一般選抜の試験日が3月上旬に統一され、両選抜を併願することができます。一般の志願者数は特色の合否判明後に確定するため、受験生は正確な志願倍率を把握するのがこれまでより難しくなりました。
最終的な競争率はどうだったのか。受験倍率(募集人数に対する受験者の割合)をまとめたのがチャート①です。
一般選抜で最も倍率が高かったのは秋田工業_建築の1.48倍。さらに秋田工業_機械1.43倍、由利工業_機械1.36倍と続き、工業系学科が上位に並びました。普通科では秋田中央の1.31倍が最高でした。
特色選抜の最高は秋田_普通・理数の1.54倍。2番目以降は大曲工業_電気(1.36倍)、湯沢翔北_普通(1.33倍)、大館鳳鳴_普通・理数(1.24倍)など。工業系学科の人気が高いのは一般と共通しています。
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