最古修道院立ち退きに抗議 ウクライナ正教会の一派

※写真クリックで拡大表示します
キーウのペチェルスカヤ大修道院の敷地内で立ち退きを求める人(右)と言い争う信者ら=29日(共同)
キーウのペチェルスカヤ大修道院の敷地内で立ち退きを求める人(右)と言い争う信者ら=29日(共同)

 【キーウ共同】ウクライナ正教会のモスクワ総主教庁系がロシア正教との関係を疑われ、ウクライナ政府は、本拠とする首都キーウ(キエフ)のペチェルスカヤ大修道院からの立ち退きを求めた。期限とされた29日、修道院には信者らが集まり抗議の声を上げた。

 ペチェルスカヤ大修道院は、現在のロシアやウクライナの起源とされる「キエフ・ルーシ」時代の11世紀に造られ、ウクライナとロシアで残る最古の修道院の一つとされる。この日、立ち退きを求める人と信者が言い争うなど騒然となった。

 修道院幹部は「われわれには残る法的根拠がある。建物を維持する義務もある」と主張した。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料+月額330円)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。