そごう西武の売却再延期 セブン、新たな期限示さず
セブン&アイ・ホールディングスは30日、傘下の百貨店、そごう・西武の米投資ファンドへの売却を再延期すると発表した。1月下旬に売却時期を2月1日から3月中に延期したが、今回は売却時期の新たな期限を示さなかった。売却を巡っては関係者の利害が対立している。セブン&アイは交渉が続いており「3月中の実行が難しくなった」と説明した。
米ファンドは、フォートレス・インベストメント・グループ。連携する家電量販店大手のヨドバシホールディングスが主力の西武池袋本店などの低層階に出店する計画を検討しているが、売り場構成や既存テナントの扱いなどを巡って調整が難航している。
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