21年農業産出額、横手市が8年連続トップ 品目別では野菜・果実も1位

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 農林水産省がまとめた2021年の市町村別農業産出額(推計)によると、秋田県内では横手市が262億3千万円で最高だった。同市が県内トップとなるのは8年連続。品目別でも野菜と果実でそれぞれ1位となった。2位は大仙市の193億9千万円、3位は大館市の123億2千万円だった。

 横手市の産出額を品目別で見ると、コメが117億6千万円で最も高かった。野菜は45億2千万円、果実が35億7千万円、豚肉をはじめとした畜産は54億2千万円だった。

 同市農林部は「21年は他産地同様、米価下落の影響を受けたが、さまざまな園芸品目を取り入れた産地づくりを進めてきた結果、野菜は前年とほぼ同額を維持できた」とした。複合化を加速させるため市は22年度から、重点的に生産拡大や付加価値向上を図る戦略品目の対象を4から8に倍増。従来のスイカ、キュウリなどにエダマメや花卉(かき)を加えた。

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