富士宮信金で3千万円着服 20代男性職員を懲戒解雇

 富士宮信用金庫(静岡県富士宮市)は1日までに、淀川支店に勤務していた営業係の20代男性元職員が、客の現金約3千万円を着服していたと発表した。着服を認めており、3月30日付で懲戒解雇処分にした。業務上横領の疑いで刑事告訴する方針。

 信金によると、元職員は2021年10月から23年3月まで淀川支店に勤務。複数の客に対し、定期預金を開設するなどとのうそを言い、預かった現金を着服した。ギャンブルや遊興費に使ったという。着服を隠すため別の顧客の現金で穴埋めしていたとみられ、流用額は約5千万円に上る。

 客の問い合わせで2月下旬に発覚した。

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