仁賀保中で生徒13人が救急搬送 理科の実験中、体調不良訴え

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 17日午前11時10分過ぎ、秋田県にかほ市院内の仁賀保中学校(阿部徳之校長、213人)で、理科の実験を終えた2年生13人が、頭痛やのどの痛みなどを訴えた。由利本荘市の病院に搬送されたが、いずれも症状は軽く同日中に帰宅した。

 同校や由利本荘署によると、2年生の1学級31人が理科室で、鉄と硫黄の化合物を塩酸が入った試験管に入れ、硫化水素を発生させる実験を行っていた。生徒は実験の中で硫化水素のにおいを嗅いだという。担当教諭が直接ではなく手で仰いで嗅ぐように指導し、換気のため窓を開けていた。

 授業終了後、一部の生徒が体調不良を訴えたため、自力で歩ける状態だったが救急車で病院に搬送した。

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