クマの生態学び人身被害防止を 対応力向上へ講習会

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 秋田県警仙北署は25日、クマによる人身被害を防ごうと県自然保護課ツキノワグマ被害対策支援センターの近藤麻実主任を講師に招き、署で講習会を開いた。署員がクマの生態や、現場で遭遇した際の注意点などを学んだ。

毛皮や頭部の骨で爪や牙の鋭さを観察する署員


 署によると、昨年、仙北市内で発生したクマによる人身被害は2件、目撃は58件。署員は山岳救助などでクマの生息域に入る機会があるほか、民家周辺に出没した際の警戒や注意喚起でクマに遭遇する可能性がある。市民や捕獲に当たる猟師、市職員など関係者の安全を守るため、対応力を向上させようと講習会を開いた。

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