秋田県大仙市の大川西根小では3年生の冬、金管楽器や弦楽器など十数種類から、自分が卒業まで携わる楽器が決まり、オーケストラの仲間入りをする。選んだ楽器の演奏は週2、3回、放課後の練習で同じパートの上級生から教わる。パート内の上級生と下級生は、「師匠」と「弟子」と呼ばれ、練習を通して関係が深まっていく。

5月24日、音楽室で行われたパート練習では、阿部奨生君(6年)と髙橋圭斗君(4年)が並んでチューバを演奏していた。チューバは、小学生の2人にとって腕だけでは支えきれないほど大きい楽器。少しでも気を抜くとバランスを崩してしまいそうだが、2人は集中力を切らさず、音源に合わせて何度も繰り返し音を鳴らしていた。
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