米、ウガンダに制裁検討 性的少数者制限は人権侵害

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バイデン米大統領(ゲッティ=共同)
バイデン米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】アフリカ東部ウガンダでLGBTQ(性的少数者)の行動を大幅に制限する法律が成立し、バイデン米大統領は29日「普遍的な人権に対する悲劇的な侵害だ」として即時撤廃を求めた。ウガンダとの外交関係を見直し、制裁も検討すると表明した。

 ロイター通信によると、法律はエイズウイルス(HIV)感染者の同性と関係を結ぶなどの「重度の同性愛」には最高で死刑を科す内容で、性的少数者に対する世界で最も厳しい法律の一つ。支援団体の活動が取り締まりを受ける恐れもある。

 性的少数者の権利擁護を掲げるバイデン氏は声明で「恥ずべき法律だ」と厳しく非難した。

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