皇后さま、蚕に餌やり 皇居で養蚕作業「給桑」

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蚕に桑の葉を与える「給桑」の作業に取り組まれる皇后さま=30日午後、皇居・紅葉山御養蚕所(宮内庁提供)
蚕に桑の葉を与える「給桑」の作業に取り組まれる皇后さま=30日午後、皇居・紅葉山御養蚕所(宮内庁提供)

 皇后さまは30日、皇居内の紅葉山御養蚕所で、蚕に餌の桑の葉を与える「給桑」の作業に取り組まれた。皇居での養蚕は明治時代から歴代の皇后が受け継いできた。

 午後5時半過ぎ、補助役の担当者と会話をしながら、日本純産種の「小石丸」に枝付きの桑の葉を丁寧に与えた。担当者によると、皇后さまは蚕の成育状況を尋ね「大きくなりましたね」などと話したという。

 8日に「御養蚕始の儀」に臨み、今年の作業が始まっていた。側近によると、天皇陛下や長女愛子さまも一緒になって手伝っている。

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