「衛星発射」予告期間入り 北朝鮮、日米韓は自制要求

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「非常設衛星発射準備委員会」を現地指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(右)=16日(朝鮮中央通信=共同)
「非常設衛星発射準備委員会」を現地指導する北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記(右)=16日(朝鮮中央通信=共同)

 31日、北朝鮮が日本に通告した「人工衛星」の打ち上げは6月11日午前0時までの予告期間に入った。日本政府は事実上の弾道ミサイル発射で国連安保理決議違反だと非難し、米韓と連携して自制を強く要求。ただ、北朝鮮高官は「6月にすぐ発射することになる」と打ち上げ強行を表明し、緊張が高まる。

 北朝鮮が打ち上げを実施すれば2016年2月以来となる。北朝鮮は日本の海上保安庁に対し、打ち上げに伴い朝鮮半島西側2カ所とフィリピン東部1カ所の海上に危険区域を設けると連絡。いずれも日本のEEZ外だが、政府は日本の領域に落下する恐れがある場合は「迎撃を含む必要な措置」(松野博一官房長官)を取る構え。

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