最高齢マレーバクが誕生日 福岡市動物園、35歳祝う

※写真クリックで拡大表示します
35歳の誕生日ケーキを食べるマレーバクの「ジュリ」=5月31日、福岡市動物園
35歳の誕生日ケーキを食べるマレーバクの「ジュリ」=5月31日、福岡市動物園

 福岡市動物園で絶滅危惧種マレーバクの雄の「ジュリ」が35歳の誕生日を迎え、祝う会が開かれた。園によると、ジュリは国内で飼育されているマレーバクの中で最高齢で、長寿記録を更新中という。好物のおからやリンゴで作った特製ケーキが贈られた。

 飼育係の前田雅大さん(24)は5月31日、祝う会の一環として、ブラッシングが好きなジュリのため、デッキブラシで体をこすった。その後、ケーキを差し出すと鼻先を使って食べた。

 園によると、ジュリはマレーシアの動物園で生まれ、6歳で福岡市動物園に来た。穏やかな性格という。

 前田さんは「長生きすると同時に、快適に過ごしてくれたらうれしい」と笑顔で話した。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。