6月の子どもたち…「拒否」の態度はストレスのサイン、受け止め方は

連載:未来つなぐ 秋田の子育て
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小学校の昼休み、元気に外で遊ぶ子どもたち(写真はイメージ)

 周囲の環境変化に適応しようと気を張っていた新年度当初が過ぎ、ゴールデンウイークを経て6月を迎えた。子どもたちはこの時期、ため込んだ疲れやストレスから体調を崩したり、感情の波が激しくなったりすることがある。「特に小学校にあがったばかりの1年生の場合、『スムーズに学校になじめて良かった』と保護者が思った矢先に、登校や勉強を巡って拒否の態度を示すことがあります。ケアが必要なタイミングの一つです」と語るのは、県養護教諭研究会幹事の高橋雅子さん(53)=秋田市、大住小学校養護教諭=だ。そんなときは家庭で、どう対応したらよいのだろう。(デジタル編集部・内田洋子)

新1年生、やることがたくさん

 新1年生の学校生活は、例えばこんな具合だ。平日は毎朝、早起きして朝ご飯を食べて登校し、いすに座って授業を受ける。みんなと給食を食べ、運動をし、集会では整列して先生の話を聞く。ごく普通のことだが、まだ6、7歳の子どもにとっては次から次へとやることがあり、時間が決められているというだけでなかなか大変。場面ごとに気持ちを切り替える必要も出てくる。

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