秋田県の2022年出生数3992人 16年連続過去最少、全国3番目の少なさ

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 厚生労働省の人口動態統計(概数)によると、2022年に秋田県内で生まれた赤ちゃんの数(出生数)は3992人となり、16年連続で過去最少を更新した。自殺者数は209人と前年を32人上回り、人口10万人当たりの自殺率は22・6と3年ぶりに全国で最も高くなった。

 出生数は全国3番目に少なかった。21年から343人減少した。女性1人が生涯に生む子どもの推定人数を示す合計特殊出生率は、0・04ポイント減って1・18となり、全国40番目だった。

 自殺者数は3年ぶりに200人を超え、自殺率も20・0を上回った。県が自殺対策計画で22年の目標に掲げた「自殺者180人以下、自殺率19・3以下」を超過した。自殺率は全国平均(17・4)より5・2ポイント高かった。

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