国連総会、議長にフランシス氏 トリニダード・トバゴ大使

※写真クリックで拡大表示します
1日、国連総会の議長に選出後、記者団に話すデニス・フランシス氏(国連提供、共同)
1日、国連総会の議長に選出後、記者団に話すデニス・フランシス氏(国連提供、共同)

 【ニューヨーク共同】国連総会(193カ国)は1日、トリニダード・トバゴのデニス・フランシス国連大使を9月から1年間の第78会期の議長に選んだ。唯一の候補で、無投票だった。ハンガリーのコロシ議長の後任となる。

 フランシス氏は外交官で、駐ジュネーブ国際機関代表部大使などを歴任した。ロシアのウクライナ侵攻などで加盟国間の溝が深まる中、フランシス氏は選出後「多くの課題に対処するため、和解と協力、共通の取り組みに向けた環境づくりを進めたい」と語った。

 総会議長は国連の行事で演説する機会が多く、事務総長に次ぐ国連の顔。世界5地域の持ち回りで選ばれる。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。