藤井名人「揮毫し実感」 最年少、20歳の七冠

※写真クリックで拡大表示します
タイトル奪取から一夜明け、記者会見で笑顔を見せる将棋の藤井聡太名人=2日午前、長野県高山村
タイトル奪取から一夜明け、記者会見で笑顔を見せる将棋の藤井聡太名人=2日午前、長野県高山村

 将棋の第81期名人戦7番勝負で勝利し、最年少の20歳10カ月で名人と七冠になった藤井聡太名人(20)=竜王・王位・叡王・棋王・王将・棋聖=が2日、タイトル奪取から一夜明けて長野県高山村で記者会見し、「先ほど色紙に名人の肩書を揮毫した。あらためて(タイトル)獲得の実感があった」と喜びを語った。

 前人未到の全八冠制覇へ向けて王手をかけた。今シリーズは3連覇中だった渡辺明前名人(39)に挑戦。強者を相手にも深い読みと高い対応力を披露、対戦成績4勝1敗で名人の座に就いた。1983年、谷川浩司17世名人(61)が樹立した21歳2カ月の最年少名人を40年ぶりに塗り替えた。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。