チャットGPTの原稿で議会演説 デンマーク首相

※写真クリックで拡大表示します
デンマーク議会で演説するフレデリクセン首相=5月31日(Liselotte Sabroe/Ritzau Scanpix提供、ロイター=共同)
デンマーク議会で演説するフレデリクセン首相=5月31日(Liselotte Sabroe/Ritzau Scanpix提供、ロイター=共同)

 【ロンドン共同】デンマークのフレデリクセン首相は2日までに、対話型人工知能(AI)「チャットGPT」で作成した原稿を使って議会演説した。AIによる技術革新によって生じるリスクから子どもを守る必要があると訴えるのが目的だったとしている。地元メディアなどが報じた。

 フレデリクセン氏は5月31日の演説で、デジタル空間で暮らす子どもや若者が心理的な問題を抱えるケースが増えていると指摘。AIの利用に当たっては、企業への一定の規制が必要との認識を示した。

 チャットGPTに代表される生成AIを巡っては、世界で導入の動きが広まる一方、国際的なルール形成に向けた動きが進められている。

お気に入りに登録
シェアする

秋田魁新報(紙の新聞)は購読中ですか

紙の新聞を購読中です

秋田魁新報を定期購読中なら、新聞併読コース(新聞購読料のみ)がお得です。

新聞は購読していません

購読してなくてもウェブコースに登録すると、記事を読むことができます。