北朝鮮「軍事衛星」で緊急協議へ 安保理、日米欧の打開策不透明

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北朝鮮・東倉里の西海衛星発射場で行われた軍事偵察衛星打ち上げの様子=5月31日(朝鮮通信=共同)
北朝鮮・東倉里の西海衛星発射場で行われた軍事偵察衛星打ち上げの様子=5月31日(朝鮮通信=共同)

 【ニューヨーク、北京共同】国連安全保障理事会は1日、北朝鮮の「軍事偵察衛星」打ち上げに関する緊急公開会合を2日午後(日本時間3日未明)に開催することを決めた。国連が発表した。安保理では常任理事国の中国とロシアが北朝鮮を擁護し続けている。北朝鮮が近く再発射すると表明する中、日本と欧米の理事国が打開策を打ち出せるかどうかは不透明だ。

 国連のグテレス事務総長は「弾道ミサイル技術を使った打ち上げは安保理決議に反する」と批判。北朝鮮は2日、グテレス氏の非難に反発し、同氏の言動を「断固として糾弾、排撃する」と表明した。外務省のチョ・チョルス国際機構局長の談話として朝鮮中央通信が報じた。

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