秋田牛の輸出量、過去最高 前年度比25%増、タイ向け回復傾向に
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秋田県産黒毛和牛「秋田牛」の2022年度輸出量は前年度比約25%増の32.8トンとなり、過去最高を更新した。タイへの輸出量が14.7トンで、前年度比7割増。日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、タイでは21年9月以降、段階的に飲食店の規制が緩和され、22年度は客足と売り上げがいずれも回復傾向にあった。県畜産振興課は「秋田牛は飲食店向けの輸出が多いため、外食が活況になり輸出が伸びた可能性がある」としている。
県内の55農家が育てた秋田牛を、輸出可能な食肉処理施設の認定を持つ県食肉流通公社(秋田市)がタイと台湾に出荷している。全体の輸出額は42%増の1億7700万円で、昨年度に続き1億円を超えた。
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