秋田県の自殺率、全国で最も高く 働き盛り世代に増加、コロナ禍で悩み深刻化か
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2022年の人口動態統計(概数)で、秋田県の人口10万人当たりの自殺率は全国平均の17・4を大きく上回る22・6(前年比3・8ポイント増)となり、都道府県別で最も高くなった。自殺予防に取り組む民間団体には、コロナ禍に関係する悩みや問題を抱える人からの相談が数多く寄せられている。23年の自殺者も増える傾向にあり、県や民間団体は警戒を強める。
本県の自殺率は1963年以降、全国平均を上回っており、2003年は44・6に達した。民間団体と行政、大学が連携して相談窓口の充実や啓発、居場所づくりを展開。自殺率は徐々に下がり、20年には初めて20・0を切った。21年も18・8となっていた。
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