この4、5月、都内の某大学にて「フォトジャーナリズム論」の6回連続講義を担当した。聴講する学生の多くがメディア志望とのことで、取材現場での葛藤や事件を織り交ぜ、フリーランスのドキュメンタリー写真家としての試行錯誤を講義した。
20代半ば頃、私はそれまで熱中したヒマラヤ登山から離れ、風土に根ざす人々の姿に惹(ひ)かれるようになった。2012年以降は、内戦状態へと向かうシリアを目撃したことで報道写真に興味を抱き、写真家を志した。
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