全仏でロシア選手との握手拒否 スビトリナ、観客からブーイング

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全仏オープンのシングルス3回戦でロシア出身のアンナ・ブリンコワに勝った後、握手を拒否したウクライナのエリナ・スビトリナ(右)=2日、パリ(ロイター=共同)
全仏オープンのシングルス3回戦でロシア出身のアンナ・ブリンコワに勝った後、握手を拒否したウクライナのエリナ・スビトリナ(右)=2日、パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】女子テニスの元世界ランキング3位エリナ・スビトリナ(28)=ウクライナ=が2日、テニスの全仏オープンのシングルス3回戦でロシア出身のアンナ・ブリンコワ(24)に勝った後に慣例の握手を拒否した。視線も合わせず、観客からはブーイングが起きた。

 ロシアへの反感を公言してきたスビトリナは、記者会見で「私たちはウクライナ人で、この戦争に勝つという一つの目的のために全員が団結している。必要なことは何でもやる」と語った。4回戦の相手もロシア出身でダリア・カサトキナと対戦する。

 ウクライナのマルタ・コスチュクも1回戦でベラルーシ出身のアリーナ・サバレンカに敗れた後に握手を拒んだ。

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