静岡の海岸に遺体、不明男性か　土砂崩れ現場でも遺体発見

　前線や台風２号による大雨に見舞われた東海地方では４日、静岡県袋井市の海岸で７０歳ぐらいの遺体が見つかった。県警は、行方が分からなくなっている同県磐田市の男性（７４）の可能性があるとみて身元を調べる。浜松市の土砂崩れ現場でも４日までに遺体が見つかった。

　袋井署によると、４日午前６時ごろ、袋井市湊の浅羽海岸で通行人が打ち上げられている遺体を見つけ、１１０番した。

　静岡県は４日午前、浜松市の土砂崩れ現場で見つかった遺体について、３０代男性で大雨災害の死者といったん発表したが、同日午後になって「災害による死亡との認定が済んでいない」として取り消した。