20年服役の豪母親、無罪へ 新証拠「子4人は自然死」

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ビデオ形式の聴聞会に出席したキャスリーン・フォルビッグさん=2019年5月(Joel Carrett/AAP Image提供・AP=共同)
ビデオ形式の聴聞会に出席したキャスリーン・フォルビッグさん=2019年5月(Joel Carrett/AAP Image提供・AP=共同)

 【シドニー共同】オーストラリア東部ニューサウスウェールズ州の当局は5日、自身の子ども4人を誤って死なせたり、窒息させ殺害したりした罪で禁錮刑が確定し約20年前から服役していたキャスリーン・フォルビッグ受刑者(55)を釈放した。近く有罪判決が取り消される見通し。

 「4人とも自然死だった」と訴えるフォルビッグさんの主張を補強する科学的証拠が新たに見つかり、州総督がこの日、恩赦を与えた。

 地元メディアによると、遺体を調べた専門家が、女児2人とフォルビッグさんに共通して不整脈や突然死を引き起こす遺伝子変異が見られたと結論付けた。

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