巨大!約12×5m「出羽一国御絵図」複製 アトリオンで展示へ

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床に敷かれた「出羽一国御絵図」の原寸大複製

 現存する国絵図(くにえず)としては国内最大級とされる「出羽一国御絵図(いっこくおんえず)」(秋田県有形文化財)の原寸大複製が9日から11日まで、秋田市のアトリオンで公開される。県公文書館(同市)の開館30周年を記念した「アーカイブズのチカラ―出羽一国御絵図展示会」の目玉。展示会では、藩政期の絵図の複製20点を展示する。

 国絵図は、江戸幕府が諸国の主要大名に命じて作らせた国ごとの地図。出羽国は現在の鹿角市・郡を除く本県と山形県に当たる。出羽一国御絵図は1647(正保4)年に作成。秋田藩はその控えを作成しており、県に引き継がれたとされる。

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