安川電機、ロボット生産の新工場 北九州の本社に、200億円投資

 安川電機は8日、北九州市の本社敷地内にある八幡西事業所に、産業用ロボットをモーターから一貫生産する工場を新設すると明らかにした。投資額は約200億円。半導体や電気自動車の市場拡大を受け、生産現場の自動化に伴うロボット需要の高まりに対応する。

 2024年度に建設を始め、25年度の稼働を目指す。新工場は2階建てで延べ床面積2万8千平方m。ロボットの主要部品であるモーターは入間事業所(埼玉県入間市)で手がけてきたが、八幡西事業所での一貫生産により体制を強化する。

 海外工場の設備増強も検討しており、現在は月5400台のロボットの生産能力を今後3年で約1・5倍に引き上げるという。

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