スポーツ強化選手指定の中学生、3割が県外へ進学 「特色選抜」影響?

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 秋田県スポーツ協会などが強化指定し、今春卒業した中学生選手のうち、県外の高校に進学した選手の割合が前年より16・6ポイント増え、過去最高の29・5%になった。県外流出が一気に進んだ要因は分かっていないが、今春導入された県内公立高校の新たな入試制度「特色選抜」が影響しているのではないかとの指摘もある。

 県スポーツ協会によると、2023年度に高校生となった選手は15競技の61人。このうち、県外進学者は過去最多の18人で、前年度の9人から倍増した。県外進学者のほとんどが私立高校へ進んだという。

 また、協会が各競技団体へ聞き取ったところ、強化選手以外では、少なくとも16人が県外へ進学していることも分かった。

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