今季で混成競技退く中村の活躍たたえる 秋田でセレモニー

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男子十種競技終了後のセレモニーで花束を受け取る中村(中央左)
男子十種競技終了後のセレモニーで花束を受け取る中村(中央左)

 日本の混成競技をけん引してきた32歳の中村明彦(スズキ)が今季限りで一線を退く。

男子十種は丸山が初優勝、女子七種は山﨑制す 日本陸上混成競技

11日に秋田市雄和の県営陸上競技場で行われた第107回日本陸上競技選手権・混成競技(日本陸上競技連盟主催、秋田魁新報社共催、秋田陸上競技協会主管)最終日では、最終種目の1500メートルを走りきるとフィールドに倒れ込んだが、「体の水分が空っぽで涙は出なかった」と笑った。

 足のけがをきっかけに昨年夏には引退を決めていた。今大会は最終種目を前に再び足を痛め、結果は10位。それでも表情が明るいのは「調子が良くても悪くてもやり切らないと十種じゃない」との信条通り戦い抜いた証しだ。

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