映画監督・河邑厚徳さん「映像に魅せられて半世紀」 秋田さきがけ政経懇話会
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秋田さきがけ県南政経懇話会の6月例会が22日、横手市の松與会館で開かれた。映画監督で元NHKエグゼクティブプロデューサー・ディレクターの河邑厚徳さん(75)が「映像に魅せられて半世紀」と題して講演。「戦争」「生と死」の二大テーマでドキュメンタリー作品を作っている河邑さんは「建前でなく人々の本音を伝えるため、ごく平凡な人たちの声、記録を発掘したい」と述べた。21日に大館市のプラザ杉の子であった秋田さきがけ県北政経懇話会でも講演した。
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河邑さんは、テレビのドキュメンタリー番組における映像技術の目覚ましい進歩に言及。モノクロ16ミリフィルムに始まり、カラー化、ビデオカメラの登場、デジタル合成、ハイビジョン、4Kなどと高画質化が進む中、アニメとの合成で死後の世界を映像化するなど技術を有効に取り入れた自身の作品を紹介した。「進歩を生かして何か新しい表現をしたいと思うのは、モノを作る人間の一般的な思いだ」と強調した。
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